Wednesday, February 27, 2008

Vol. 2 - No. 1

               『引越』



こんばんわ〜。前回お伝えした通り、私、2月の最初にカナダはバンクーバーに引越してきました。ということで、今回からはバンクーバー/カナダについてのあれこれを自分也にお伝えして行こうと思ってます。ということで、また振り出しに戻ってno.1からのスタートです。宜しくお願いしますね。


1. 引越前日まで

さて、シアトルの前の自宅から、バンクーバーの新居まではドアtoドアでも2時間ちょっと。距離にしてみると、神戸から名古屋(分かりにくい?)くらいの距離なのかな?なので、国際引越と言っても、すべてDIYでする事にした。だって、業者使うと異様に高いのよ。で、荷物も税関とおらなきゃイケナイからすぐに手元に来ないし。(業者が運ぶ場合は、税関に1泊はして荷物を調べないといけないらしい)

ちゅうことで、まずはトラックの手配から。アメリカに住んでる人なら引越トラックの手配と言えばU-Haul。このU-Haulという会社は、小さいバンから大型トラックまで必要に応じて貸してくれる。

カナダにも支店があると聞いて、シアトルからバンクーバーまでの片道レンタル料金を聞くと、なんと3万弱。これにマイレージもその他税金も全て込み。

かたや引越業者の見積もりが70万以上。そう聞くと、ね、やっぱり引越は出来るならDIYでしょう。(会社が払ってくれる場合は別ですよ〜)。

で、とりあえずは24フィートのトラックを予約。メトリックにすると8メーターの長さのトラックってことですな。結構大きいんだけど、その下のサイズは17フィートで、ちょっと小さいし、荷物が全部入るかどうか定かじゃなかったので、「大は小を兼ねる」という事で、このサイズに。

で、アメリカには、引越の荷物の積み降ろしだけの為の人を雇えるウェブサイトがあるの。引越の日にちと、何人、何時間必要かって事をフォームに書き込むと、近くの会社のリストと金額、そして今までの顧客の意見などが見れるページに飛ぶようになってて、そこで、お手伝いしてくれる人を吟味して、予約。

で、その会社が、その日に仕事ができるようであれば、確認のメールが来て、無理な場合は、また別の会社に頼めるように出来てるのね。

シアトル側は沢山チョイスがあって、その中から一番人気の高かった会社にお願いする事に。これが大体3万くらい。

で、バンクーバー側は、チョイスも少なくて、で、顧客の意見もあまり載ってないという事で、どうしようと思いつつも、一番上に載っていた会社に予約を入れる。シアトル側よりは大分高くって、4万くらい。ということで、トータル7万くらい。で、結局チップを足すと、8万くらいかな?

LAに住んでたときは、どこに行けば、メキシカンのお兄ちゃん達が日雇い労働を探してるか知ってたから楽だったんだけど、シアトル、ましてバンクーバーではどこでそんな人たちがいるか分からんからね。

ま、後は、ひたすら荷造り。荷造りをしながら税関で提出するリスト作り。これもねぇ、最初はキッチリやってたんだけど、どんどん疲れて来て、かつ、時間が無くなって焦ってくると最終的には、チョー適当。

最終的に、荷物の数は200を超えました。ハイ。物持ち過ぎです。



2. トラックそして引越1日め

さて、引越前日になり、U-Haulから電話。なんと、朝の7時から借りる約束をしてたのに、私たちの借りるトラックの置いてある営業所は朝の9時からしか開かないという。

ま、アメリカにいると、こんな事は日常茶飯事。なので、お約束で苦情をタラタラ言ってみる。するとね、その営業所の親父曰く、「じゃ、今日取りに来て」って。なので、「でも、今日取りに行って、私がいるのは明日の朝からなのに、追加料金は払いたくないんだけど」って言ったら、「じゃ、1日おまけするし、どう?」って。アメリカに住む皆さん、文句は言わないと駄目ですよ〜。

ちゅうことで、急遽、前日にトラックは私たちの手に。

1日おまけ+マイレージもおまけで250キロまでOKに(最初は188キロだったの)してくれた。でもねぇ、貸してくれたのは24フィートのじゃなくって26フィートのだったよ。U-Haulで一番大きい奴。チョー大きい。相方がコレを運転出来るのかがとても心配。だって、巻き込み確認とかしなきゃいけないしさ、考えただけでも怖いやん?

当の本人は、相変わらずのマイペースで「ん?大丈夫ちゃう?」だと。

ま、こわごわ、彼の運転するトラックを引導してカークランドの自宅着。いやねぇ、多分、彼よりも私の方がビビってたわ。結構、私、感情移入するタイプやからね。

そして当日。まだまだパッキングの済んでないものも多し。ほとんど寝ずで、パッキングを続けるんだけれど、詰めれども詰めれども、モノは減らず。って感じ。

9時丁度に助っ人3人現れる。かなりプロフェッショナルな感じ。荷物を最初に下見して「ん?easy!」と心強いお言葉。

まぁ、あれよあれよという間に、モノが部屋から無くなって行く。それを見ながら急ピッチで最終のパッキング。何だかトムとジェリーを彷彿させる。ま、相方も助っ人3人とともに働いてるから早いわな。

もうねぇ、3時間の契約だったけど、あれは2時間でも終えられたな。

残りは、私の車にモノを積むだけのところまでやってもらって、で、解散。

お昼には終わっておりました。

今回の引越は、国境を越える事もあって、2日分ける事に。なので1日目は終了。と言っても掃除も残ってるし冷蔵庫のものも積めなきゃイケナイんだけどさ。

しかし、ここで私たちの痛い失態に気づく。

「ね、エアマットレス出した?」と相方に聞く。

「あ、忘れてた!」と相方。

ダッシュでトラックへ行ったものの、エアマットレスみたいに小さいものは既にトラックの奥の方の手の届かない場所に。「あ〜あ、どうするよ今晩?」



3. 引越2日目、国境越え

ま、なんとか寝る手配も整えて、すっかりと崩れるように眠りに落ちた(というより気を失ったって感じ)のが午後11過ぎ、結局朝は4時起きで作業開始。

朝から車に荷物を積み込みつつ、掃除をするけれど、なかなかねぇ、やる事いっぱい。

結局、当初の目論みは大幅に崩れ、朝の6時に出発予定が気づくと既に10時。それでも最後の最後に、BBQのプロバンタンクと私の自転車は取り残される事に。しかし人間疲れてくると「どうでもいいや〜」菌が出まくりですね。

今考えると、「なんで持ってこなかったんやろ」って思うんだけどさ。

で、とりあえずは北上して国境へ。

さて、たどり着いた国境。まず最初に迷ったのは、トラックと自家用車の入るゲートが違うという事。これは、私がトラックについてトラック専用ゲートに行けば良いのか、それともトラックと車別々にゲートを通るべきなのか。

結局、別々に通る事に。

もしかするとねぇ、これが間違いだったかも。

私の番が来て、強面のお姉さんが怒鳴るように聞く「現住所は?」。

一瞬頭が真っ白になった私は「うーん、今朝まではシアトルだけど、もうアパート解約したし、でも、まだバンクーバーの新居に入ってないの」って答えると、鼻息荒く、「じゃあ、どこが現住所なの!」って。私も「いや、だから今は移動途中だって」と返すと、「OK、じゃぁ、今朝、どこから来たの!」と。

最初から、そう聞けば良いのにねぇ。「あ、シアトル」。

で、「相方にワークパーミットが降りたから、今日は配偶者のワークパーミットを取りに来たんだけど、それと、引越しの手続きと」って言うと「同乗者は何人いるの!」って。いやぁ、お姉さん、窓開いてるし、中見えるやん。私だけやって。

でも何だか納得出来ない顔をするから、「相方はトラックを運転してるから家財道具は相方とともにトラックレーンにいるんですが」というとそこでやっと、何やら紙に書き込んで、移民局の中に行くように指示される。

そこで相方が来るのを待って、一緒に移民手続き。

これがねぇ、また難儀やったのよ。

幸か不幸かさっきの強面のお姉さんが担当で、で、他の人に「彼女達はランディングの手続きに来たんだけどやり方知らないから教えて」って。

ここでおかしいと思った私。『ランディング』ちゅうのは、永住権が取れた人が、最初にカナダに到着したときの手続きを指すのよ。

なので、「あの、ランディングじゃないんだけど、ただ単に「配偶者のワークパーミット」の手続きしたいんだけど」と言うと、強面姉さんとその友達2人揃って、「え、ここではそんな手続き出来ないわ」だと。

すかさず相方「いや、出来るよ」

強面組「どこで、そんなの聞いたの?」

私たち「移民局のウェブサイト」

ここで強面組、他の人に聞きに行きます。で、答えは勿論、「うん、取れるわよ」と。

どうやら、国境の係員って言うのは、実際の移民局の人ではなく、独自の団体で、ここで移民も税関も両方やっているのですが、2月までは移民係は移民だけ、税関係は税関だけと分担されていたのが、2月より、分担が無くなり全員が両方とも処理出来ないといけなくなったらしい。で、強面姉さんとその友達は税関しか経験した事無くって、その上、強面姉さんは産休から戻ったばかり。

さっきまでの強面は一切消えて、とつぜん、フレンドリーになった姉さん。色々と事情を説明してくれる。で、移民係だったお姉さんによるOJTが目の前で始まる。

ま、おかげでかどうかしらんけれど、結局、荷物は一切調べられる事も無く、一生懸命作ったリストも一切チェックせずにハンコを押してくれました。

で、労働許可証も、最初のすったもんだを除くと、ほぼ5分程で出たし。アメリカと比べると簡単やねぇ。アメリカでワーキングビザを取るのって異常に大変だったのに。いやいやエエ感じです。

で、一路、バンクーバーの新居へ。

バンクーバーでは2人組の助っ人を雇ったの。ホントは3人組を雇いたかったんだけど、バンクーバーのどの会社も3人組の派遣はしてなかったので、仕方なく2人組。しかし、バンクーバー側の2人はねぇ、チョット、はてなだったわ。

いやぁ、良い人だったのよ。

でも1人のおやじは、多分、65くらいじゃないかなぁ、親父というより、ちょっと老人に入ってる方で、何だか荷物を持たせても大丈夫なものか、こちらの方がドキドキしたわ。2人を4時間雇ったのだけど、仕事の進まない事。

結局、私がトラックの中に残り、次々にモノをおろしやすいところまで持って行き、で、1人がトラックから新居の階段の下まで。おじいが階段担当。そして、上がったところで相方が荷物を受け取る、というバケツリレー形式で進めました。

絶対に4時間で済まないやろうなと思ったけれど、最後にはジャスト4時間。

いやいや、お疲れさまでした。


☆ ☆ ☆


しかし、落ち着くと、バルコニーに置き去りにされた自転車に心は馳せる。どこからとも無く「ドナドナドーナ、ド〜ナ〜」とメロディーが流れ、子牛が市場へと連れて行かれる映像が頭に浮かぶのでありました。

相方は新しい自転車買ってくれるって言ったけど、いつになるんだろう...




Cheers!!

mika@バンクーバー

No comments:

Post a Comment

コメント、質問などはこちらからどうぞ。