Thursday, October 29, 2009

Vol. 3 - No. 1

             嗚呼カルガリー


いやぁ、どうなる事かと思ったけれど、ちゃんとカルガリーに着きました。

前回、お届けした通り、ちゃんと金曜日にはプロの箱詰め師さん達が来られ、スゴい勢いで荷物を箱詰めにしていき、で、次の日には男性陣3人が、その荷物をトラックへ。

こうやって書いたら、全てが滞り無く進んだ様に聞こえるやん?

しかし、ここは異国の地。日本とはチト同じ様には進みません。

『進まなかった事、その1』
プロの箱詰め師さん、「オリジナルの箱さえだしておけば、プロだから、荷物は完璧に詰めます」という謳い文句だったけれど、そんなん全然嘘っぱち。コンピューターは、セールスの言葉なんて信じない私たちがチャンと詰めた
けれど、ブレンダーなどはオリジナルの箱を出して横に置いといたんだけど、待てど暮らせど、詰めてくれる気配無し。

で、聞いてみると、「うーん、詰め方分かんないし、後回しにしてるのよね。こういうのって男性の方が得意だし、旦那さんにやってもらって」ですと。

でだ、プロの皆さんが詰めない場合は、中味の保証が無いんですな。

なのに、高いものとかは全部、プロの皆さん、避けて箱詰めしてくれません。その上、ほとんど引き出しに入ったものは全て「あ、これはこのまま積むから大丈夫」と中味の確認もナシ。

ま、そういう細かい事を除けば、かなり働き者のおばあさんの2人組。うちの母は69歳なんだけど、多分、同じくらいの年。なのに、20キロ程度のものなら軽々と肩に乗せてノシノシ歩いて行かれます。スゴいねぇ。うちの母も元気者だから、出来るけれど、反対に、そんな齢の人にそんな重たいもの持ってもらうの気が引けるやん?

なかなか気を使いました。


『進まなかった事、その2』
翌日に、荷物を積む男衆が3人。当初の予定では9時に来て12時には終わる予定。だったのに、やっぱり引き出しのものは全部、箱に入れたいって事で、時間がかかる、かかる。

で、昼ご飯を挟んだのだけれど、ごはんを食べに行った彼ら、なかなか帰って参りません。

結局、作業が終わり、私らがバンクーバーを出れたのは午後6時前.....そこから7時間運転しっぱなしで中間地点まで。

相方、ご苦労。ホントにご苦労。事故らなくて良かった...


『進まなかった事、その3』
さて、引っ越し荷物は当初の予定では早くて3営業日で到着の予定。ところがところが、雪が降ったり、引越のトラックが故障したので、到着したのは、5営業日目の終わりの方。

実は5営業日を越すと、値引きしてくれるのだけれど、結局、その値引きがかかるギリギリのギリギリで荷物到着。ま、その辺、損する様な事はドライバーもせんわね。どうやら、こういう値引きとか、ペネルティーは、そのままドライバーの賃金から差し引かれるらしい。

ベッド類、家具類、彼らがバラしたものは全てもう一度組み立ててくれるのだけど、彼らが帰った後に見ると、余ったネジ数本。ベッドなんて、片側一本もネジがハマってない。でも、その余ったネジは、私たちが必要なネジとは違うんだな。(後日、ドライバーに文句を言ったら、現金40ドルをくれて隠密にしてくれとの事・苦笑)

しかしね、何も無い空き家でエアマットレスだけの生活。それも5営業日という事は、日曜日に着いた私たちに取っては実質1週間、その生活。

その上、その前の週まで30℃を越える夏日だったカルガリー。その情報だけを持っていた私たちの荷物は、夏服だらけ。なのに、私たちが到着した日から冷え込み、結局はマイナス10℃の世界へ。

着いた翌日に、ショッピングセンターに走り、冬服を買い求めたけれど、それでも1週間、荷物無しで極寒の中でのキャンプ生活。いやぁ、参った参った。相方は、すっかりと風邪を引いて、すっかりと役立たず組になっちゃうしね。

日本からの強力助っ人『母さん』がいてくれて良かったわ。


『進まなかった事、その4』
新居に荷物も入ったし、とりあえずは保険をかけるべく電話をしたら、なんと、長々と話した後で断られた。

どうやら保険会社側の記録によると、ここの家で、過去5年間に2度空き巣に入られ、その他にも2度保険が使われているから、だから保険をかけられない、と。

そんな事、大家から聞いてなかった私たちは怒りもカンカン。でも、今更もう一度引越すなんてやってられない。なので、セキュリティーシステムをつけ、家の鍵も変え、で、名も無い保険屋が、我が家に保険をかけてくれるってことで落ち着いた。

セキュリティーシステムも、いざお金を払う段階になって、普通の電話線が無いと、システムはつけられないと言われ、万年、インターネットを使ったVoIPの電話しか持ってなかった私たちは、久々に電話をひく事に。

でね、それにかかった費用を大家に請求しようと思ったら、大家曰く、保険会社の記録が間違ってる、と。「保険屋に電話するから、電話番号をよこせ」とのこと。チャンチャン。

うちの相方が、そもそも、すぐに大家に確かめたら良かったところ、忙しさの中ですっかり後回しにしていた事から起こった事。ま、セキュリティーが万全に整ったから良かったとする、か。それに、大家が嘘ついてるのか、記録が間違ってるのかは、私らにはチェック出来んしね。

               ***

しかしね、ホンマ、カルガリー、寒いわ。10月の最初からマイナス16℃を体験するとは夢にも思ってなかったし、ふかふかのパウダースノーの上を歩けるとも思ってなかった。なにやら、この10月はカルガリー史上でも、この10年で1番寒い10月になったらしい。でも、日照度はバンクーバーより高いから、それは、嬉しいところ。

私らが引越すと、その度に引越した先の地で、「これは普通ではないのよ」という「10年に1度」、「100年に1度」、「歴史上初めて」という気象変化が起こる。なんなんやろね、これって。やっぱり地球がおかしくなって来てるって事なんやろね。

引越して来て、そろそろひと月。我がボンは、乾燥気候のせいか、風邪のせいか、毎晩鼻づまりがヒドくて、寝が浅い。乾燥気候のせいだと思い、大きい加湿器を購入したけれど、それでも、鼻づまりは治る気配無し。多分、風邪だったのね。

なんにしても、すっかりと生活のペースが崩れて、母はチトお疲れ気味。ま、もう少ししたら、慣れるやろうけれど、慣れた頃には南アフリカへの旅が待っている。で、南アフリカから帰って来て、3週間程したら今度は日本への旅が待っている。

あぁ、この今年ラストの3、4ヶ月で老け込みそうだわ(笑)。

ちゅうことで、私、無事にカルガリアンになりました。


Cheers!!

mika@寒いけれど太陽が嬉しい