Saturday, June 30, 2007

Vol. 1 - No. 1

 

             『はじめまして』



           1. チョコッと自己紹介

こんにちわ。今回からアメリカはシアトルマリナーズで有名なシアトルの
近郊よりメールマガジンをお届けする事になりました。

何の根拠も無く『26歳で高飛びする』と心に決めた通り、26歳でオースト
ラリアはアデレードという街に行き、1年のつもりが5年になり、そして
長野オリンピックを機会に日本へ戻ったものの、1年後には映画とエンター
テイメントの都、ハリウッドにたどり着き、その後は、サンタモニカ、NY、
NJを経て、去年の暮れに、ここアメリカの北西の端、シアトルに。

南アフリカ出身のヒジョーに背の高いパートナーと、コメディーのような
毎日を繰り広げています。以後宜しくおねがいします。


           2. シアトルという街

実は、私たち、ココに引っ越してくるまでシアトルに関する知識は皆無。
LAにいたときも、そしてNYCに移る時も、NJに家を借りる時も、いつも
住む前のリサーチは完璧だった私。今回は、ホント、訪れた事もない土地
に移り住み、色々と「あっ、そ〜だったの」という事も多し。(ま、そう
いう訳で、このメルマガのタイトルが"ah so!”となった訳です)

さて、シアトルというところは少し曲者で、一言で『シアトル』と言って
も、実はシアトルをさしてない事も多いのです。というのも、シアトルの
ある州は『ワシントン州』なのですが、「ワシントンに住んでます」と
言うと、十中八九『ワシントンDC』と勘違いされてしまいます。なので、
ワシントン州の中でも、シアトル周辺に住んでいる人は「シアトルに住ん
でます」と答えるメカニズムになった様子。

シアトル周辺には、色んな市があるのですが、一般的に、ワシントン湖を
はさんで西側は「シアトル」、東側は「イーストサイド」と言われる事、
多し。私も、そのイーストサイドに住んでますが、こちらで有名どころの
イーストサイドの街は、まずマイクロソフトやニンテンドーなどのあるIT
街『レッドモンド」、そして日本の駐在員の多い街『ベルビュー』、そし
て、コストコのブランド名で聞き慣れている『カークランド』、最後は
世界一、住んでいる人の平均所得が高い街『メディナ』。

マイクロソフトのビル・ゲーツやイチロー選手もメディナの住人。何やら、
この街の年間平均所得は10億ドルを軽く超えるそうな。シアトルで住む
ところを探している時に、「あ、メディナって街、住みやすげ」って
思い空家情報を見て愕然。「えっ、家賃60万?!」。その直後に、ビル・
ゲーツがココの住人で、世界一高所得者の街と知り、そして最近、
イチローがココに家を建てていると知り、己の無謀さに気づきました。
ホント、この地区、西・北・南の三方が湖で囲まれてて、周りには
個人のボートハーバーがあったりして、ヒジョーに緑豊かで可愛らしい
街なのです。今の野望は、いつかアノ街に住む事(無理だな)。

さて、ここに越して来て、最初に驚いた事は、『坂が多い』事。
ダウンタウンのシアトルなんて、ホント坂だらけ。私自身、坂の多い街、
神戸出身で、実家の前の坂道なんて、昔は原チャリが登れない坂だった
んだけど、シアトルの坂って、それよりキツいところも... 

雨の日なんて、坂道発進に失敗して、坂をずり落ちてく車を見るのは
日常茶飯事。半数以上の車は坂道発進でタイヤを空回りさせていくし。

そうそう、シアトルは『雨の街』としても知られているけれど、実は
降水量は、東京と比べても1/3。アメリカの中でも一番降水量の
多い街では無いのです。ただ単に、冬はどんよりと曇りの日が多くって、
そして時雨はしょっちゅう。なので、『雨の街』という形容詞を着る事に。
ただ、日本の雨のように「ザーッ」って降る雨に慣れてないから、雨の中
での運転が苦手な人はチョー多い。だからね、とても難儀。冬はおかげで、
どこもかしこも簡単に渋滞です。

シアトルの道路状況は、かなり整備されて無く、イーストサイドから
シアトルへ行くのに、たった2本しか無い橋を通る人たちがほとんど。
そして風が強ければ、この橋は通行止めです。ほとんどのオフィスは
フレックスタイムを導入していて、みんな出来るだけ渋滞を避ける努力
をしてはいるのですが、やっぱりそれでもかなりの無理は生じ、まぁ、
朝は7時から9時頃まで、夕方は3時から7時頃まではひどい渋滞です。
そしてマリナーズやNHL、NBAの試合やコンサートがダウンタウンで
あろうものなら、その渋滞は更に悪化。ホンマね、あまりの混みようで
出来る事なら湖を泳いで渡りたいくらい。いやいや大変です。

しかし、こんな渋滞ばかりでも心を和ませてくれるのは、周りの景色。
日々、どこかで新しい花々が咲き乱れ、色々な色が溢れる街。渋滞の
イライラでもフッと遠くを見ると、雪をかぶったオリンピックの山々や
レニア山(日系人にはタコマ富士と呼ばれてる)が見え、そして近く
には湖と木々が、そして花々が。今まで色々な街に住んで来たけれど
ここまでカラフルな街に住むのは初めて。

シアトルという街は、なんだか関西人にとっての阪神タイガースの様
な存在。色々と不満はあるのだけれど、それを覆す魅力があって、
文句を言っては見ても、心の底から嫌いになる事は無いかな。

さてさて、つらつらーっとシアトルという街、そして私の紹介をして
見ましたが、次号からは、もう少し毎日の日常に踏み込んだ事を
語ってみたいと思います。

よろしくおつきあいの程、お願い申し上げます。

Cheers!!

mika@シアトル