##道路事情の違い##
さてさて、ここカルガリーに移って来てから、早くも2回目の冬を終えようとしている。と言っても、雪が溶けたか思ったら、次の週末には50センチとかを超えるどか雪が降ったりして、まだまだ諸手を上げて春を楽しめないんだけどね。
今年のカルガリー、ホントに雪が多かった。長年、ここに住んでいる人たちですら、『今年の冬はヒドい』と不満を言うくらい。でだ、ここカルガリーって普段の年でも、雪は多い方なのね。
ところが。
雪道運転下手なドライバー多すぎ!毎年こんだけ降ってたら、「少しは慣れるんちゃうの」って感じやねんけど、暖かい日が続いた後に雪が降ると、もう駄目。
どう言う事かって言うと、寒い日が続いて、雪が路面にずっとある間は、みんな比較的安全運転だし、道路上も秩序が保たれてるんやけど、一旦、暖かい日が続いて、その後に雪が積もると、すっかりと雪の危険性なんて忘れて、コーナーに突っ込んでからブレーキ踏む様な人が増えるのよ。結果、スリップして、他のクルマに激突。そして交通渋滞。
もうねぇ、いい加減、雪道や凍結した状態での状況見極めをチャンとして欲しいという感じ。
その点、日本の場合、雪の多い地方にいくと、みんな上手に雪道運転をこなしているって言う感が強い。学生時代にスキー場でバイトをしていたのだけれど、地元の人の運転はすぐに分かった。
私たち雪道に慣れてない人間が恐る恐る運転しているのを尻目に、ちょいとの凍結なんてモノともせず、ドリフト走行で山を上って行っていた。
まぁ、私たちが出会ったクルマが偶々だったのかも知れないけれど...
しかし道路事情の中での最も大きい違いは、歩行者の態度。日本では、法規上では歩行者の方が優先されているけれど、それでも、歩行者達は、クルマが来るか来ないかを実際に目で確かめてから渡るのが常。そしてクルマ側も、歩行者がいても、結構無視して角を曲がろうとする事が多いのも常。
しかし、カルガリーでは、歩行者達が一番。本当に、信号の無い道路でも横断歩道さえあれば、クルマが来ていても平然と車道に足を踏み出す人が多い。横断歩道が無くっても、喋りながら、周りを見ずに渡る人の多い事。あまりにふてぶてしくて、反対にクラクションを鳴らしたくなる事もあるけれど、その現場を警官に見らると多額の罰金を喰らうからグッとそこはこらえる。
カルガリーだけでなくても、バンクーバーでも同じ様な感じだったかな。横断歩道前に歩行者が立つと、みんな徐行して状況を見て、そしてクルマはストップする。私が今住んでいる地区は、子供が多いからか、もう「あ、このヒト渡るかな」と思った瞬間にクルマは止まるという感じ。それも、歩行者から5m以上は離れたところで止まる。
シアトルは歩いている人も多いけれど、クルマもソコまですぐには止まってくれなかった。だから横断歩道に『黄色い旗』が置いてあるところが結構あった。
NYは、歩行者が多い分、歩行者自身が結構、攻撃的だったかも。「止まってくれたら渡る」という姿勢よりも「轢くなら轢けよ!」言う感じの人も結構いた気がするなぁ。
カリフォルニアでは、歩行者はあんまりいなかったから、歩行者の多い地区にいくと反対にクルマが怯えて、ユックリになってた気がする。
南アフリカは、チョット、日本に似た感じ。歩行者自身が自分の身を守らないと危険。ウチの義父が、去年2回、歩行者に当たったらしい。彼曰く「突然、ユックリ歩いて立ち止まった」言うけれど、私と相方の理解では、義父がスピード出してるから、まだ歩行者が渡ってるのにぶつかった言うところだと思う。
2回とも歩行者に怪我は無かったらしいし、歩行者自身が義父に謝ったらしいけれど...それがカルガリー近辺で起こってたら、間違いなく警察沙汰で免許停止は免れないと思うな。
本当に色んな国、文化も違うからか運転に関する認識も違う。
前にも書いたかも知れんけど、ウチの相方は、極力、クルマで方向指示器を使わない。私はそれがどうしても嫌なのだけど、相方曰く、「どこに行くか他人にバレる」言うんよね(苦笑)。
で、北米で相方の運転に乗っていると怖いんだけど、南アフリカで乗ると安心なのよ。ホント不思議。確かに相方の実家近辺では行く先がバレない事によって変なクルマにつけられないとか言う事もあるしねぇ。
そう言う事があるからか、南アフリカの標識は非常に見やすい。道を知らなくても、標識をチャンと見ていれば、まず迷う事無く目的地に着ける。しかしカルガリーの標識はチト短期滞在者には不親切。
「右折オンリー」と書かれた車線を走っていても、右折オンリーでは無かったり、南北に走っていた道が北西に向きを変えると、道路の名前もその都度変わったりして、引越して来た頃は本当に良く迷った。
そう言えばニュージャージーに住んでいたときも、そんな感じだったっけ。
オーストラリアは、標識が大変見やすかった記憶がある。でも、私の住んでいたアデレードは、京都の様に碁盤の目のところも多かったから、分かりやすかったのかも知れないけれど。
日本とロサンゼルスを比べると、私にはロサンゼルスの標識の方が分かりやすかった。やっぱり車社会という事もあるからかしら。でも、地区によっては、何度行っても迷うところはあったけれど。
相方にとってはロサンゼルスの標識も北米どこの標識をとっても南アフリカと比べると分かりにくいらしい。
、と相方と私、標識の分かりやすさに対して意見の違いは多少あるものの、共通して不満を持っているのは『駐車』に関する標識の分かりにくさ。
北米内でも的確な基準が無いのか、行く場所によって、表記の仕方が違うの。「9時から3時までは2時間まで駐車可」と書いてあるところ、じゃぁ、3時以降はどうなのか?となると、
・何も書かれていないので、3時以降は何時間でも駐車可能
・何も書かれていないので駐車禁止
という2つの場合が考えられる。ちゃんと「3時から翌朝9時まで駐車禁止」って書いてある標識があれば分かるけれど、そう言うのが無い場合がほとんど。それは、暗黙の了解らしいのだけれど、そんな事は外様には分からないのだ。
こう都市を転々とすると、毎回、免許を新しく住む都市に書き換える時に、ちゃんとその新しい都市の交通ルールを勉強するって言う事が無くなる。それが悪いんだろうけれど、それでも大陸続きでクルマで都市から都市へと移動する人だって多い筈。少しでも交通ルールを統一化してくれないかしら、と思う今日この頃なのでした。
所変われば品変わる。