Wednesday, August 27, 2008

Vol. 2 - No. 7

こんばんわ。日本はまだまだ残暑が厳しいところも多い様ですね。こちらは、まだ8月だというのに、ホントに涼しい。どれだけ涼しいかって言うと、14度とか。私の職場は、カナダプレイスというクルーズ船が発着するところのすぐ目の前。海の前だから、どうしても風は強い。で、その風が冷たいの。外に出るときは薄手のジャケットが必須アイテム。結局、夏中、『真夏用の服』が入った衣装ケース、お目見えする事は無かったわ。過ごしやすいけれど、毎年夏バテダイエットを実施している私としては、今年はダイエットが出来ずに哀しい...(爆)

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さてさて、皆さん、オリンピックご覧になりました?

今回のオリンピックって、過去の大幅に破り、今までの最高の視聴率を誇ったそうです。カナダに引越して初めてのオリンピック。別に、過去のオリンピック視聴経験と何の違いも無いと思っていたけれど、これが、結構違って目新しかったので、今回は、その事について綴って行きますね。

過去2回の夏のオリンピックはアメリカでの観戦。アテネはNYで、そしてシドニーはLAで。あ、そう言えば、アトランタの時も、1ヶ月LAに滞在してたから、オーストラリアではオリンピック観戦しないで、過去3回の夏のオリンピックはアメリカでの観戦だったのね。

オリンピックの放映って、やっぱり各国、自国選手の活躍を伝えたいから、どうしても放映が偏っちゃうのは哀しいけれど否めないところ。日本のオリンピック放送は『柔道』とか『レスリング』がやっぱり強いじゃない?私が日本にいた頃は、マラソン以外の陸上は、室伏氏(お父さんの方ね)を除いて、あんまり強く無くて、で、『体操』はいい感じ。で、『シンクロ』と『水泳』も結構強かったから、オリンピックと言えば格闘技ものか、体操、水もの、そして地道な陸上競技って感覚が強くって、見てはいたものの、録画してみようとまでは思わなかった。

アメリカに移って、アメリカで見たオリンピックは、なんて新鮮だった事!NBCとESPNの2局でカバーするし、もともとアメリカって参加人数も多いから色々、見た事の無い競技も見れるし、で、プラス、バスケットボールとか、陸上のスプリントとか目玉競技に強いから、カバレージの時間も多くって、すっかりテレビに釘付け。ただ、柔道とかほとんど映してくれないし、室伏君(息子の方ね)の活躍が見られなかったのが哀しいところ。

そうこうしながら移ったカナダで初めてのオリンピック。これはねぇ、結構興味深い体験。まずバンクーバーって中国系の人が多いじゃない?バンクーバーの南のリッチモンド市(空港のある市)なんて、住人の大多数はアジア系。ほとんど(もしかしたら全て)の看板は中国語表記+英語表記。

そんなところだから、中国開催のオリンピックとなれば盛り上がらないはずは無い。リッチモンド内にあるモールでは大画面で開会式の模様を朝の4時から放映したらしいんだけど、2008人の参加者を見込んでのイベントに、集まったのは悠に5000人以上だったらしい。

しかし、カナダ。アメリカと違って、そぉんなにメダルも有力視されてないし、そぉんなに『花形!』って言われる選手がいる訳でもないのが実際のところ。去年、大阪の世界陸上の模様をカナダのテレビ局のチャンネルで見た事があったんだけど、アメリカの放送局でのチャンネルと違って、満遍なく偏りの無い放映で、かなり好感度が高かったのね。

なので、今回の開会式はカナダのチャンネルでしっかり録画した訳。(ちなみに、我が家のあるバンクーバーでは、カナダの英語チャンネル、フランス語チャンネル、アメリカのNBC、カナダのスポーツチャンネルの4つのテレビ局を通じてオリンピックを見る事が出来る。)

その録画を見て、がっくりした事。カメラワーク最低。あの、開会式でのマスゲームチックな太鼓演奏、ほとんどずっと1人の人にズームイン。もう本当に大競技場のセレモニーの映し方を心得てない。で、始まった各国選手の入場シーン。コレがホントにねぇ、ヒドいの。

日本もアメリカも、確かに自国の選手の入場は映すけど、でも、他国が入場して来るときもチャンと映して、その国の事とかコメントするじゃない?カナダは違った...とりあえずカナダチームが入場するまでは、他国が入って来たら、「あ、この国はカナダの投資家が投資して云々...」って何でもカナダに関連づけて、その国が、世界のどこにあって、とかそう言う情報は全く無し。

で、カナダチームが入って来たら、その後は本当におざなり。画面を2分割して、カナダチームを追い続けて、で、他の国の事なんておかまい無し。一応、小さい方の画面で他の国も見せてるんだけど、小さいから一体どの国が入って来てるのかも分からない。挙げ句の果てには選手と一緒に行進したアナウンサーらしき女の人とスタジオとをケータイでつなぐんだけど、あれもバカバカしい。だって音も悪いし、回りの選手達だって、自分たちの時間を楽しんでいる訳で。もうねぇ、カナダの放映能力は、ランクAから最低のランクに、私の中では格下げ。

カナダって国際社会で他の国と共存とかって言う心意気が無いのね、って思っちゃった。でも、そう感じたカナダ人も多かったみたい。近くのお店のおばちゃんは、「カナダの放送があんまり最低だったから、夜にNBC(アメリカの放送局)の再放送をもう一回見て、やっと楽しめたわ」って。

同僚たちも「そうやねん、カナダって、その辺すごい田舎者やねん。だからバンクーバーオリンピックも、失敗するんちゃうかなって思ってそれが心配やわ」って。なんだろう、テレビ局って言う中立にあったことを放映するべきのメディアが親戚とか子供のお遊戯会を録っている家族レベルになってるって感じかな。

でも、目新しいのは、結構公平な目で見てメディアなり、政府なりを批判する人が多いという事。カナダで生まれて、カナダで育って、で、カナダの事も愛してるんだけど、でもだからといって、盲目的な愛ではないってところ。

良いものは良いって言うけど、悪いものは悪いって言う。アメリカって、結構「アメリカはNo.1!」って言う人が結構多いし、ちょっとポリティカルな事になると、「誰が何と言おうと、僕はプレジデントを支持するよ」って人が、私のいるデザインの畑でも多かったのね。でも、カナダは何だか違うんだな。ま、世界の中でのポジションがカナダとアメリカでは違うから簡単に比較する事は出来ないんだろうけど。

しかし、今回のオリンピック。生まれて初めて、カヌー競技とかカヤック競技、見ました(笑)。さすがカナダ、こういうアウトドア系は強いのね。クロスカントリーの自転車競技なんかも、あるの知らなかったわ。でも、話題だった日本のシンクロは、真夜中にしかやってなかったので、見る事が出来なかったし。あと、柔道もテニスも見れなかったなぁ。テニスに至っては、アメリカ勢も早いうちに撤退したからアメリカのカバレージでも見れなかったし。

でも、オリンピックってやっぱりエエね。長野のオリンピックのときはIOCのアシスタントをしてたから、期間中ずっと長野に詰めて、IOCの偉いさんと一緒にいたから、あれから10年経っても、オリンピックを見るたびに、何かしら知ってる人が出て来て懐かしい。あの時、私がアシスタントをしていた理事も、スイミングで金メダルあげてた。次のオリンピック、私はどこで見てるのかなぁ。




Cheers!!

mika@バンクーバー

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