Wednesday, July 21, 2010

Vol. 3 - No. 9

## 短い夏の風物詩 ##



カルガリーの夏は、短い。

噂に依ると、1ヶ月。『7月限定』らしい。

ただねぇ、この1ヶ月って言っても、月曜にはピンポン球みたいな彪が降ったし、友達なんて暖房つけて寝た言ってたし、かと思えば、3月のまっただ中に夏みたいに暑い日があったりするし、一概にも1ヶ月って言い切れんところがミソ。

やっぱりロッキーのお膝元やし、山の天気は変わりやすいってことで、ほぼ毎日の様に雷がゴロゴロ~、稲妻ピカピカ~、そしておまけで虹がニョッキリ~と出てくる。雷好きの私としては良い感じ。

さて、そんな短い夏の間にカルガリアンが最も愛しているイベントが『カルガリー・スタンピード』。

『スタンピード? 何じゃそれ?』

と思われる方も多くいらっしゃるかと思われます。デジタル大辞泉によるとスタンピードとは、『大挙して逃げ出したり押し寄せたりする、群衆などの突発的な行動。パニック状態。』

『え、何なに?』

と余計ワケ分からんくなった人も多い筈。

カルガリーは、知る人ぞ知る、北のテキサスと言われており、ウシさんで有名な街。カルガリースタンピードとは、毎年7月に10日間行われるカウボーイさん達のお祭り。あんまり見るものの無い(ごめん、カルガリー)カルガリアンは、ここぞとばかりに大はしゃぎ。会社なんてあってないようなもの。この期間中だけは、オフィス街の人口はドッと減る。

街に出てみると、大半の人たちはカウボーイハットを被っているし、カウボーイブーツやバンダナ着用で、まったくカウボーイ/カウガールになり切った人たちも、本当に多い。

メインのイベントは、ダウンタウン近くにある、『サドルドーム』という馬の鞍の形をしたスタジアムで行われているけれど、この10日間は「スタンピードブレックファースト」と称して、街のあちこちでパンケーキとソーセージが無料で配られる。スタンピードのメインイベントに行かなくても、こっちに行く人はとても多い。

今朝、私も、ママ友に連れられてスタンピードブレックファーストに行って来たけれど、ほんまスゴい人。朝9時から始まるそのイベントに、私たちは10時頃に行ったのだけど、まぁ、長蛇の列が4本、5本。この街の人はホントこの期間は働いてないってことを実感。

ステージではカントリーミュージックのライブバンドがパフォーマンスをしており、その前には藁の山がテーブルの様にしてあり、まぁ、ホント、突然、牧場にテレポートしたかのような気分。また、ここで作られているパンケーキのおいしい事。参加人数が多いからパンケーキだって工事の人が使うパワーツールを使ってミックスされる。思うに、それが美味しさの秘訣の様な気もするんだけど。

そしてサドルドームでは、ロデオとか幌馬車のレースとか繰り広げられ、まったくもってウェスタン色一色。そして毎晩8時からはナイトイベントとして結構(ここがみそ)有名なシンガーが来たり、ダンサーがショーを繰り広げ、ショーの終わりには花火がドンドン!と上がる。(日本の花火に慣れてると結構チャチかったりする)

ここで忘れちゃいけないのが、このスタジアムにある露店の数々。まぁ、揚げ物の店が多い事!ドーナッツやアメリカンドッグと言った定番のものから、「え?そんなものまで揚げちゃうの」という様なもの、例えばオレオクッキーの天ぷらとか、がところ狭しと並ぶのだ。

ホント、見た瞬間にコレステロール値が上がりそうなものばかり。でも、みんながっつく、がっつく。ひ弱な胃腸システムを持つ私としては、見ているだけでお腹がいっぱいでございます。

しかし、これだけカウボーイハットを被った人たちを見ると、被ってない自分が何だか取り残された気になって、早速、息子には3ドル50セント程でカウボーイハットをゲット。来年のスタンピードには親子3人でカウボーイ/カウガールに扮するのも良いなぁと、今から来年に心を馳せてるところ。

ただ、このスタンピードが終わると、街は既に夏の終わりの到来を待っている感じ。はぁ、やっと夏が始まったと思ったのに、もう終わりを告げるのね~。このエントリーを書いている今は、スタンピードのフィナーレに向けて、街は絶好調にラテン気分だけれど、読者の皆さんが読まれる頃には、街は既に静か~になっている事でしょう。

私らも短い夏を楽しも~、と思っていたところ、急遽南アフリカに飛ばねばならなくなり、この記事が皆さんのお手元に届く頃にはワールドカップが終わった後の冬のヨハネスブルグにおります。あ~、折角プール買ったのに、使わずに箱にしまわれるんだろうな~。

ではでは、行って来ま~す!

Saturday, June 19, 2010

Vol.3 - No. 8

## ワールドカップに思う事 ##


さてさて、日本の快進撃が見られているワールドカップ。後少しで決勝トーナメントに手が届くところらしいですね。楽しみ楽しみ。実は、この「らしい」って表現に気づいて頂きました?

私、サッカー、あんまり良く知らないの。丁度、日本がワールドカップを誘致しようと、ある年に突然サッカー熱に火がついたの覚えてます?90年代の初旬くらいやったかな?急にメディアでも取り上げられる様になり、本当に強力にプッシュされたんだけど、覚えてるかな。

で、それまではサッカー結構好きで、高校選抜とか一生懸命見てる口だったのが、なんだか急に流行のごとくメディアがサッカー、サッカー言うもんやから、天の邪鬼の私はワザとサッカー見なくなったんですな(笑)。で、ワールドカップの開催より前に日本を飛び出してしまったから、ついつい置いてけぼり。

で、今回のワールドカップ。今回はねぇ、カナダに住んで、ワールドカップにも参加してへんから、ホントに遠い存在になるかなって思うでしょ?ところがどっこい、今回は相方に火がついて、その上、自国チームが出場してないカナダも、さすがに移民の多い国、ほとんど全試合が放映される事から、ワールドカップがかなり身近な存在に。

ま、相方に火が着いた理由の一番トップに輝くのは、やっぱり自分の生まれ育った地、南アフリカでの開催って言うのが大きい。南アフリカで開催が決まってから、3度程、相方と一緒に里帰りしたけど、ホンマね、帰る度に目に見えて変わって行ったね。

巷で見かける車が、目に見えて良いもの/良いコンディションに変わって行った事。警察の姿が増えた事。道路が綺麗になって行った事。工事が増えた事。空港での小銭稼ぎの兄ちゃん達が増えた事。

危ない、危ないと言われる南アフリカ。初めて相方の実家を訪れる前、どんなに危険な国なのかと、本当にドキドキしながら、もう覚悟を決めて行った事を思い出す。行ってみれば、確かにどの家にも大抵は警報装置がついてるし、塀の上にも電線が巡らされている、という事の他は普通だった。ショッピングモールに行っても、トイレも綺麗だし、アウトドアのカフェもあるし。確かに銀行強盗があったりするんだけど、シンプルな犯罪が多い分、日本や北米での精神倒錯がらみの犯罪よりも怖く無いんよね。

そりゃ、危ないと言われるダウンタウンや、電車の駅の裏とかに行くと、もちろん結構な確率で強盗に遭うのは間違い無し。でも、常識の範囲内で行動していれば危険な目に遭う事は少ない。

今回のワールドカップでも、実は治安の悪化が懸念されていたけれど、今のところは大きい犯罪は起こってないね。中国の報道チームがカメラを取られたりしたみたいやけど、あれも、やってはイケナイと言われている高速道路上で車を止めて一服していたところをやられたらしい。あの車を停めていたエリアは、治安の良い地域の近くなんだけど、治安が悪い地域で、車を停めると強盗をされる事で有名なんだな。

ま、でも何にしても、今回のワールドカップは大した事件も無く無事に終わって欲しいと、心から思っている次第。アパルトヘイトが終わって以来、ドンドンと発展を遂げている南アフリカだけど、こういう世界レベルのイベントが成功する事による発展というのは目覚ましいものだと思うんよ。この大会が成功すれば、次の目標はオリンピック。そしてアパルトヘイト問題が激化する前までいた海外企業達もドンドンと戻って来る事により、失業率も減り、インフラストラクチャーも整うんでは無いかって思うんだよね。

しかし、面白いんだけど、私の相方が南アフリカ人ということで、カナダでの周りの人たちはみんな、彼がワールドカップの事を知り尽くしている人だと思っているらしく、職場でも毎日『今日はどのチームが試合するの?』とか『どのチームがどこで合宿してるの?』とか質問攻めらしい。

スポーツ好きの我が相方、そう言う質問には、やはりキッチリ答えたいらしくて、毎日ワールドカップニュースのチェックは欠かせない。そして、私にも色々と質問して来るんだな。分からないっちゅうのに(笑)。

そして相方のオフィスの長、イアンはイギリス出身のカナダ人。イギリス人と言えば無類のサッカー好きで有名。で、彼は予算も考えず、大型液晶テレビを数台オフィスと革張りのソファーを数台オフィスに購入し、オフィス内にワールドカップ鑑賞室なるものを作ったそうな。彼の事だから冷蔵庫も完備して、中にはキンキンに冷えたギネスビールなどもありそうな予感(笑)。

私の住んでるエリアはフランスのインターナショナルスクールがあったりすることから、ワールドカップが始まってから私の近所にはフランスの国旗が多く掲げられてるし、ドイツの国旗もあったりする。やっぱりウチも日本と南アフリカの国旗を掲げなアカンかな?

うちの近所にあるパブでは、毎日、大画面で試合を放映して、平日休日関係なく大にぎわい。ニュースで言ってたけれど、場所によっては朝の4時から店を開けて試合を放映しているところもあるらしい。ただし、法律によってお昼まで(だったかな?)酒類の販売は禁止されているから、アルコール抜きのドリンクしか出せないらしいけど。

いやはや、ワールドカップに行く予定は全く無かったものの、こうやって毎日ワールドカップを見ていると、『あ~行けば良かった』と少し心残り。普通にチケットを買えば、高いのだけれど、南アフリカ内でギリギリに買えば結構安価で買えたらしい。次に南アフリカに行くのは、ワールドカップの終了した後。大きいスポーツイベントが終わった後って廃れてしまう街が多いのも確かだけれど、南アフリカはどう変わっているだろう。

ワールドカップを契機にツーリストが増えて活気づいていると良いな、と心から思うのでありました。

ということで、ワールドカップ。色々と思うところあり。とりあえず、オランダ戦、頑張って欲しいね。

Wednesday, May 12, 2010

Vol.3 - No.7

 マルチリンガルの勧め


お久しぶりです。久しく書いてなかった間に、カルガリーはすっかりと夏模様。といっても、4月下旬に夏模様になってウキウキしてたら、5月上旬にはドカンと雪に降られ、すっかりと体も訳が分からない状態になってたんですけどね。

さて、この間、毎週金曜日に新聞と一緒に配達される雑誌に興味深い記事が載ってました。それは「マルチリンガルの勧め」というもの。

カナダはご存知の人も多いと思いますが、移民の多い国。そして公用語も英語とフランス語のふたつあることから、英語以外の言葉も話す人が多い国。その雑誌記事に誰か有名な人が言った言葉の引用がサブタイトルのように使用されていたのだけれど、それが結構おもしろい。

『どこかで胸を張って、「私は英語しか話さない」と言う人を見かけたら、それは「アメリカ人」だと思え。』

言い得て妙だなと思わずうなずいた。確かに私の周りでも英語しか話せない人はいても、でも、それを当たり前だと思い、話せない人を見下すような態度を取る人はアメリカ人かも(笑)。

もちろん、今のグローバルなご時世、そんな人はあんまりいないけれど、でも、田舎の方に行けば、絶対にそういう人に会えると思う(これって差別的発言よね。ゴメン、ゴメン。)

で、話を元に戻すけれど、その記事は、『子供が胎児のうちに数カ国語で話しかけると生まれてからマルチリンガルになる可能性が高くなる』というバンクーバーで実際に行われたリサーチの結果から始まってた。

それを見て、「アイタタタ」と思った私。

うちの息子がお腹の中にいる間、多分、日本語で話したのって、数える程だ。妊娠後期になるまで日本にいる家族にも言わへんかったし、職場も家での会話も全部英語。あ~、もっと日本語の環境にいるべきやったかも。

ま、それでも記事を読み進めた。

『胎児のうちに話しかけてなかった人でも、子供が赤ちゃんのうちに話しかければ、効果は上がる』

あ~良かった~。

生まれてからは、がんばって日本語で話し続けている。でもねぇ、私の日本語、かなり復習が必要。記事の中でも取り上げられていたけれど、英語圏で英語で生活していることにより母国語が疎かになっている親御さんて多くて、そういう人は学校に通ったりして母国語を勉強し直している人もいるらしい。

で、英語と日本語のチャンポンで子供に話しかけると、子供が自然に楽な方を選んで両方を話してくれなくなることも多いから、『この言葉で話しかける』って決めたら、それを貫くことが大切らしい。

実際に、友人の息子も、友人が日本語で話しかけても英語でしか答えなくなってる。彼女曰く「息子の前で、自然に両方混ぜて使ってたら、日本語話してくれなくなったのよね」と。で、最近は、友人も息子に英語で話していることの方が多くなった。

一人じゃなくて、そういう人、良くいるんだなぁ。うちもそうだけれど、旦那が日本語を話さないし解さないから、どうしても旦那との会話は英語になり、そしてついつい子供にも英語を混ぜて使ってしまう、というのが典型的。また、少数派だけど、旦那さん(もしくは奥さん)が日本語を解さない場合、子供に日本語で話しかけるのを嫌がる場合もあるらしい。

で、記事にも書いてあったけれど、やっぱり理想的なのは、親同士が英語で話しても、親が子供に使う言語は、混ぜないこと。私の場合は旦那には英語で、息子には日本語。うちは多分、2カ国どまりだけれど、カナダでは、片親が日本語、もう片方の親がフランス語、そして外では英語、と言うように、親一人につき1言語、そして外ではまた別の言語、という家庭も多いんだって。

その記事『マルチリンガルの勧め』が力説していたのは、2つ以上の言葉に早くから触れていると、脳の働きが1言語しか話さない子供に比べて活発らしい。ここカルガリーでは、マルチリンガルに対する憧れが、特に強いらしい。

もちろん両親ともに英語しか話さない家庭も多くあるカナダ。そういう家庭でも、今のカナダには英語を話す人向けに、フランス語で教育を行う学校やスペイン語で行う学校、そして中国語で行う公立校がある。こういった学校は学校とのコミュニケーションは英語を使って行われるので親たちも実際にフランス語、スペイン語そして中国語などを理解しなくても大丈夫。

実際、私のバンクーバーの友達は、二人の子供をフランス語の学校に送っている。

でも、実は彼女が子供たちをフランス語の学校に通わせているのは、『バイリンガルにさせたい』と言うのが第一ではなかったのだけれど。彼女の住んでいる地区は中国系の移民の人が多く、実は普通の公立校は英語を話せない子供たちが多く、授業の進度が遅いため、公立校に子供を行かせたくないと言う人も多いのだ。私立に入れるにはお金がないけれど、英語が話せないと入れないフランス語の公立校であれば、授業の遅れも無い、ということから、彼女はフランス語の公立校を選んだ。

うちは日本語と英語の2カ国語教育になると思うけれど、それでもナカナカ頭が痛い。私がもしもフルタイムで仕事に復帰するとなると、どうしても息子を日中預けることになる。そうなると、どうしても英語に触れる時間が長くなり日本語が疎かになってしまうと言うこと。

で、『マルチリンガルの勧め』の記事でも『小さいうちにマルチリンガル教育に成功したと思っても、大きくなってからあまり使わない方の言語が話せなくなるケースも多く、それを維持するには起きている時間の3分の1は、そのあまり使わない方の言語に触れるべき』と記されている。

それって、学校に行きだしたら、朝学校へ行く前と、家へ帰って寝るまでの間、日本語浸けにしないと駄目ってことやんねぇ?で、学校の宿題とか増えてきたら、家で見るテレビは日本語のものだけ、とかにするってこと?

なんか無理があるよね?今でも、公園で遊んでて、ほかの子供がいて、うちの息子と一緒に遊んだりする場面で「何語話すべき?」って思うことが多々あり。ほかの子供には英語で、息子には日本語。でも子供たちみんなに話しかけるとなると英語やん?

そうやって考えると難しい。疲れてるときだと頭がこんがらがってしまうこと間違いなし。中高で日本語が選択できる学校が近くにあると良いんだけどな。ま、バイリンガル教育、出来るところまでやってみるなり。


それでは、今回はこの辺で~。

Saturday, March 27, 2010

Vol. 3 - No. 6

  カルガリーの医療事情


さてさて、今年のカルガリーの冬は思いのほか暖冬で、かなりの覚悟を決めてた私たちには「へっちゃらやん!カルガリーの冬!」ってほざける程度で、そろそろ冬も終わりの様子。

そんな中、息子の1年検診に予防注射にと走り回っておりました。

普通に考えたら、そんなん1日で終わるやん?って思うやん?

ま、1年検診自体は10分で終わったかな?でも、何をするでも無いんだよねぇ、1年目の検診って。体重計って、背、測って、後は体のパーツがチャンと動くかどうか、とかチャンとあるモノがあるべきとこにあるか、とかそぉんな感じ。

しかし息子のファミリードクター、新人さんダシ、だから「あるべきモノ」が見つけられなかったり、背を測っても、ちゃんと息子が真っすぐに伸びてる時に測ってないから9ヶ月くらいから背が伸びてなかったりとか、実にエエ加減(笑)。

ま、こっちも「そんなもんよね~」って思ってるし、今までの検診で一度も引っかかった事無かったから結構ノンビリ構えてるっちゅうのもあるな。

私の今回の検診のもっと大きな目標は、息子に耳鼻科を紹介してもらう事!だったから、ルーティーンは結構どうでもよかったの。

息子、カルガリーにアレルギー反応を起こしてるのか、良く分からんのだけど、バンクーバーから引越して来て以来、ヒドい鼻つまりで、夜も眠りが浅いのよ。加湿器をつけて、部屋が熱帯雨林かと思う様な湿度の高い状態になっても、まったくおかまい無しで鼻つまり。

生理食塩水で鼻くそふやかしてみようとしたって、鼻くそ自体は無いのよね。だからもちろん、吸い取る事も出来ないし。彼の父ちゃんである相方もそうだったらしいんだけど、どうやら鼻の粘膜が何やら反応して鼻が詰まる様子。

ということで、耳鼻科を紹介してもらおうと思った訳。

前にも書いたかもしれないけれど、カナダは、専門医にかかるのに、ファミリードクターを経由しないといけない。専門医の門戸を直接、患者が叩く事は出来ない仕組みになってるの。

国が保険を提供しているから、それはそうしないとイケナイのは分かるけれど、これが面倒くさい。

『どの専門医が良い』とか『どこの病院が良い』とかの情報が流れてこないし、流れて来たところで、患者の方から選ぶというオプションは普通では提供されないしね。

カルガリーの困ったところは、その面倒臭さに加えて、医者が少ないってところ。やっぱり、みんな、もっと住みやすいところに行くのよねぇ。ま、カルガリーが住み難い訳ではないけれど、カルガリーのダウンタウンなんて、あんまり見て回るところも無ければ、冬は寒いしねぇ。だったら、ロッキーで開業医した方が楽しいし、もしくはバンクーバーにうつれば、もっと暖かいもんね。

バンクーバーにいた時はファミリードクターはいたものの、ウォークインクリニックと言って、気軽に行けるクリニックが至る所にあったんで、別に、ファミリードクターをワザワザ持ってなくても、困る事も無かったんよね。

ところが、カルガリー、ウォークインも数える程しか無いし、その上、結構な薮医者が多かったりもするのよ。ウォークインって看板を掲げていながら、営業時間が来ても開けなかったり、医者と言っても、本当に適当で、相方が2回程かかったんだけど、どっちの時も症状聞くだけで診察無しで薬出すし。そりゃ、薬物中毒の人も増えるわなって感じ。

こんなんだからファミリードクターをやっぱり見つける必要が出て来る訳。で、また、どこのドクターも忙しいのだ。忙しく無くて新患を受け付けてるドクターは、何か問題があるか、もしくは新しくオフィスを開いたか、のどちらか。ということで、私も今のファミリードクターを見つけたのは、彼女が新しく独立してオフィスを開いたから。

ま、話は戻って、耳鼻科を紹介してもらえる事にはなったんだけど、実際にその耳鼻科で診察してもらえるのは6月半ば!うーん、って感じでしょ?

で、予防注射は、各ドクターはやらなくって、カルガリーのあるアルバータ州では、コミュニティーのヘルスセンターで受けなきゃならないの。

これはバンクーバーも一緒だったから、心配はしてなかったんだけど、でも、最近になって、その考えも変わって来た。

バンクーバーの時は、どこのヘルスセンターへ行っても、そこで働いている人たちの言っている事(予防接種の時期云々)は全て統一されてたし、それが普通だと思ってたんだけど、ここ、カルガリーのウチの行ってるところは違うんだな。

毎回、予約入れても、チャンと予約入ってなかったり、する注射のタイミングがちゃんとしてなかったりと、不信感に陥る体験多し。

こちらカナダでは予防注射の時期が州によって違うのよ。

例えば、バンクーバーのあるBC州では、1歳までに2回行う注射が、カルガリーのあるAB州では3回行われる事になってたり、BCで月齢4ヶ月で受けるのが良いとされている注射が、ABでは6ヶ月で受けるのが良い、とされていたり。

だから結局は、親もしくは保護者がちゃんと、その予防注射の基本を押さえておかないと州を越えて引越した時にトラブルが起こりがちなのだ。

今回の予防注射でも、あらかじめ息子が打たなきゃイケナイ注射をリサーチ済みだったから良かったけれど、何だか息子の成長カーブを見るのに、女の子用のチャートを使ってたり、結構『ハ?』って思ってしまう様な事も多くって...

今回は4本注射だったから、かなりこちらも覚悟して行ったけれど、腕に打つ上に、手際が悪かったから息子は暴れまくり。そりゃそうよねぇ、突然掴まれて4本も針さされたら、誰だって暴れるよね。しかし、息子、泣きわめきながらも、すごい勢いで注射を打つナースを睨み返してた。うんうん、私でも睨みつけたかったから、良くやったぞ。

で、その夜からは、お約束の様に、高熱を出して、プラスで風邪をもらったのか、熱が引いたその日に、今度は鼻風邪で、両鼻、ひどい鼻つまり一睡も出来ず。でも、2歳になるまでは熱冷まし以外の薬は薬局で売られていないし、病院に行くと待ち時間が3時間以上。

友達の息子が熱性引きつけを起こしたから病院に連れていったのだけど、それでも待ち時間はほぼ同じ。ただの風邪だったら家でじっとしている方が無難なのよね。

息が荒い息子の寝息を聞きながら、「早く2歳にならんかな~」と寝不足の目をこする私。別に手袋を編んでる訳や無いのに『母さんが~夜なべ~をして~』ってフレーズが頭に浮かぶんよね(苦笑)




               *****



数日経って、息子君、ようやく鼻風邪による鼻つまりも治り、普段の軽い鼻つまりに戻りました。少なくても息が止まる様な事も無いし、まだまだ青ッパナを出していますが、食欲もちょっとずつ戻って来たし、2、3時間ずつ眠れる様になりました。

あ~、鼻風邪~。とりあえず、しばらくはひかんといてねぇ、と新米おかんは心から望むのでありました。




Cheers!

by mika@万年寝不足~

Saturday, February 27, 2010

Vol. 3 - No. 5

## オリンピックに行って来た ##



早いもんで、家のボンもめでたく1歳。産まれる前に購入したバンクーバーオリンピックのチケットは、奇遇にもボンの1歳の誕生日に開催されるイベントのもの。ちゅうことで、ボンの誕生日はバンクーバーで過ごして来た也。


               *****


去年、引越の話が上がったとき、一番に思ったのは、オリンピックの事。折角バンクーバーに住んで、オリンピックを目前に、引越なんて、ちょっとちょっと、って誰もが思うと思うんだな。

もちろん、そう思った私。相方に、「ねぇ、来年の3月から引越って出来へんの?」と一応食い下がってみた。でも、返事は「いや、そんなんしたら、クビになるって」。

ま、そうやわね。

出来れば、オリンピックに関わりたかったけれど、乳飲み子連れの身分では、まぁ、無理やわね。

ま、預けるって言うオプションはあるけど、それはしたくなかったから、そう思ったら、別にバンクーバーにおらんでもエエやん、って言うより、おらん方が諦めつくやん、思ってカルガリーに引越した。


そして迎えたバンクーバーオリンピック。

久々のバンクーバーは、ちょっとお粧ししてるって感じ(笑)。去年、工事中だった場所全てが綺麗にライトアップされて、すっかり見違えた。

私たちが行ったイベントはウィスラーで行われたスーパーG。空港のある街、リッチモンドの友人の家に泊まって、そこからは公共交通機関でオリンピックネットワークのバス乗り場へ。

オリンピックを訪れるのは、今回で2回目の私。1度目は長野オリンピック。あの時はIOCの役員のアシスタントで行ったので、いつもドライバーがついていて、自分で会場への足を確保する事は無かったから分からないんだけど、今回のオリンピックの交通の便はかなり上手く構成されていた。

オリンピックチケット保有の人は、そのイベントの日に限り公共交通機関が全て無料になるシステム。そして私たちの様にウィスラーやサイプラスマウンテンといった公共交通機関で行けない場所のイベントには、ダウンタウンからオリンピックネットワークバスというシャトルバスが出る仕組み。

このシャトルバス、乗るのにお金を取られるのだけど、バンクーバーからウィスラー片道3時間かかるバスの旅、往復で25ドルとかなり良心的なお値段。チケットを持っている人しか買えないシステムになっているから、売り切れる心配も無い。

バンクーバーに住んで、運営プランを聞くたびに、交通渋滞を避ける事は絶対に無理だと思っていたのだけれど、バンクーバーからウィスラーへ向かう道は全く渋滞も無く、スムーズ、スムーズ。実際、通常時よりも交通量は少なかった様に思う。

ウィスラーについてから、競技会場まではおよそ2キロの道のりを、歩くか、もしくはチェアリフトと聞いていて、幼子連れの私たちは、かなりの覚悟を決めて、ベビーカーと子供を乗せれるリュックと両方用意して行ったものの、バスを降りたら係員が迅速に優先バス(体の不自由な人と小さい子連れの家族)へ誘導してくれ、競技会場までバス
にて送ってもらえた。

会場内はベビーカーが禁止なのだけど、ちゃんとスタンド横にベビーカー置き場(テント内)があり、そしてそこで授乳や着替えも出来る様になっている。そのテント内のスタッフは初老の女性のみ(これは、もしかしたら偶然かもしれないけれど)と痒いところに手の届く配慮がされていた。

まぁ、難を言えば、今回のオリンピックの公式スポンサーがVISAと言う事で、マスターズなど、VISA以外のクレジットカードが使えない事かな。ラッキーにも私たちのメインのクレジットカードがVISAだったので、私たちは不自由はしなかったけど...

2泊3日の強行軍で行ったので、ダウンタウンの観光や、スポンサー各社のパビリオンに行く事は出来なかったのだけれど、どこもすごい行列だったようだし、ま、それはそれで良かったかなッと。

しかし、何よりもビックリしたのは、道行く人の大半がカナダのロゴやオリンピックロゴの入った服を着ていた事。アメリカに住んでいた頃は、祭日の度にアメリカ国旗をみかけたり、アメリカのロゴが入ったシャツを着ている人を良く目にする事はあったけれど、カナダに来て以来、そう言う事が全くなかっただけに、カナダ国旗で赤く染められた街を見て、ある意味、『カナダもやるやん』と。

それに触発されて、帰りに空港でちゃっかりオリンピックのロゴが入った真っ赤なミトンとカウベルをお買い上げ(笑)。今回オリンピックに行くまでは、なんとなぁく、カナダにお客さん感覚で住んでいた私の気持ちがチョット変わった。

今までは、カナダはカナダだったけれど、私の中に『カナダ=マイホーム』という数式が出来上がった。期間限定かもしれないけどね(笑)。

さて、残り少しのオリンピック。カウベル片手に楽しむとしますか。


               *****



カナダ、カルガリーはmikaがお届けいたしました。

Wednesday, January 20, 2010

Vol. 3 - No. 4

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!今年も宜しくお願いいたします。

               *****


6日に、日本からカナダに戻って来たんですが、子連れで体験する初めての日本は、実際のところ「不便ね~」って思う事が沢山。子供を持つまでは、「日本=便利」の数式が成り立ってたから、それだけにビックリ。

こりゃ、少子化に拍車をかけるのも無理無いよね。と、しきりに頷いてしまいました(笑)。もちろん、これは良い、って思う事もあったので、頭に思い浮かんだ事から述べて行くと、こんな感じ。


困ったね、って思ったのは、


★エレベーターが少ない、または故障してる★
これねぇ、ベビーカーで移動する人にとって、すごい痛手。各駅に1つはエレベーターは設置されてる様やねんけど、故障してて使えなかったり、すごい不便なところにエレベーターがあったりで「意味ないやん」と思う事も多し。

で、特に東京で、階段をベビーカーをかついで上っても、見て見えないフリして、階段いっぱいに広がって談笑している社会人達。


★バスにベビーカーを乗せられない★
これは、神戸の市バスの話。私が乗る路線は、病院もあって、結構な量のお年寄りが利用してる。

でもね、バスに車イスも乗せられないし、お年寄りや小さい子向けに段差も少なくしてないし、「健常者以外は乗らないで」って感じ。

それでもベビーカーを畳んで、乗り込んだのだけれど、ベビーカーを置けるスペースも無いのね。とりあえず、シートの下に滑り込ませたけれど、それでも、キチンと入りきらなかったから、結局は、バスを使用する事はそれ以降なかったんだけどね。


★電柱がガードレール内にある★
これは、実家の周りだけかもしれないんだけど、歩道がちゃんとあるのは良いのだけれど、ガードレールで囲まれた歩道の中に電柱があるのね。なので、ベビーカーを押してると、通れない!

さすがに、近所に老人のデイケア施設が出来たから、そこの前は歩道も広げてあるんだけど、これは、ねぇ。おかげで、何度車道を通らなきゃイケナイ羽目になったか...


★ハイチェアを置いているレストランが少ない★
これにはビックリ。アメリカでもカナダでも、そして南アフリカでも、レストランやコーヒーハウスに入ったら、必ずと言って良い程、セーフティーベルトのついているハイチェアが置いてあるんやけど、日本では、全く、お目にかからんかった。

あっても、セーフティーベルトのついてないチョット高めのイスが精一杯。

これにはチョット困りました。フードコートとかだったらあるかなって思ってんけど、無くって、結局、抱いたまま、何かを食べさせたり、と不便。もう1人大人がいたら、大分、楽やけど、これは大人1人で赤ちゃんを連れて外へ出るのは難しいねぇ。



反対に、こんなとこは良かったかな、と思ったのは、


☆デパートに赤ちゃん施設が増えていた☆
すべてのデパートではないだろうけれど、結構な数のデパートに授乳室や、ベビーフードを食べさせられる設備が出来ていた事。

一件、東京で入ったところは、授乳室にベビーカーを押して入ったら、ベビーカーを置くスペースも無い、トイレの個室よりも狭い空間だったのでビックリしたけれど、それでもある方が、無いよりも100倍良い。


☆歩道の端っこが低くなってる☆
なんて形容したら良いのか分からないんだけど、横断歩道を渡って、歩道に上がる時、歩道と車道の境いの部分が、ちゃんとなだらかな斜面になっている事。アメリカでもカナダでも、私の住んでいる(た)都市では、歩道の一カ所のみが斜面になってるだけで、後は段差があるので、チョットの事なんだけど、ベビーカーを押してる時は大変助かるのです。


☆すぐれものの赤ちゃんグッズが多い☆
何て言っても、ペットボトルにそのままつけられるストローセットは大ヒット。あと、スナック類も多いし、味も美味しいのね。こりゃ、嬉しい、って思うものがいっぱいで、ウキウキしながら買い物しました。



               *****



さて、そんな感じの子連れ日本旅行でしたが、残念だなって思ったのは、やっぱり『優先座席』って書いてあっても、無視して座ってる健康な若者が多い事や、ドアの開閉やちょっとしたことで『譲り合い』や『助け合い』が見られなかった事。

他の事では礼儀正しさやサービスの良さで有名な日本なのに、席を譲ったりって事が行われないのも確か。「断られるのがイヤだから」という話を良く聞くけれど、それは文化の違いだな~って思うんよね。

私も、昔、席を譲ろうとして、「そんなに年寄りじゃありません!」って言われて赤面した事もあったしねぇ。友達が妊婦さんに席を譲ろうとして『妊婦じゃありません』って言われた事もあったらしいし、なかなか席を譲るんは難しいんだよね。実際には、断られたからって何にも恥ずかしい事は無いんやけど、何でかね、なんか『拒否』された様な気がするんですな。

だからこそ、見て見ぬ振りする事が多いんかな?実際に、『すみません』って言ったら、愛想良く助けてくれる人もいるしねぇ。

ただ、やっぱり女の人が重そうな荷物を持っていたら、ドアを開けて待っててくれるジェントルマンな日本人も、もっと増えてくれたら良いなぁ、と思ったのでした。


               *****



そんな、色々と思った日本旅行でしたが、やっぱりご飯は日本のものが良いなぁ、と改めて実感。我が息子も、日本に行くまで、全くと言って良い程、離乳食を口にしなかったのに、日本に帰った瞬間から、煮物類を食べるは、食べる。

行くまでは梨のペーストしか食べへんかったのにね。一時期は人参とかカボチャも食べてたもん。ま、しばらくしたら、野菜は大根とカブラくらいしか食べなくなってんけどさ。

で、コッチ帰って来てからは、毎食、豆腐かうどん、もしくはソバ。

いやぁ、日本人やね。

しっかし、時差ボケはきつかったす。



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ということで、ダラダラ書いてしまいましたが、今年もヨロシクお願い申し上げます。


cheers,

mika@カルガリー

Saturday, December 26, 2009

Vol. 3 - No. 3

               里帰り日本編

メリークリスマス!クリスマスのイルミネーション、存分に楽しみました?このメルマガが届く頃、我が家も一家で大阪の中の島辺りのイルミネーションを鑑賞に行きたいと目論んでいるところ。さて、明日からは気分をサクッと
変えて、お正月の用意やね。

                 *****

さてさて、先月の南アフリカに引き続き、今度は久々に日本でござります。まず、行きは、私と息子だけの二人三脚。いやはや、子連れ旅行って、大変やね。子連れということで、今回は奮発して某日系のファミリーサービスに
申し込んで帰ってきた。

でも、ここだけの話、カルガリーから飛ぶ場合、ファミリーサービスって、あんまり恩恵被られへんのね。知らなんだ。カルガリーからバンクーバーは国内線で飛ぶんだけど、そこは日系の会社ではないので、もちろん、なんの追加アシストをしていただけるわけではなく、そしてバンクーバーでの乗り換えも、国際線のチェックインカウンターまでは自力で行かなアカン訳で、で、その国際線のチェックインカウンターっていうのは、搭乗ゲートにあるわけだ。
なので、そこでのアシストもなし。

ただ、機内ではフライトアテンダントのお姉さん方には非常にお世話になりました。これはファミリーサービスを頼んでいたからなのか、頼んでいなくても一緒なのかは不明だけれど、本当に至れり尽くせり。ご飯を食べるときには
抱いておいてくれるし(でも、うちはボンが泣き叫び、2分ほどしか無理でしたが)荷物も手伝ってくれるし、本当に大助かり。その上、国内線まで時間があるからと、お水とスナックまで持たせていただき、プラスで手書きのメッセージまで。ホントに感激しましたよ。

で、成田では、本来ファミリーサービスの方が、ゲートまで出迎えてくれるはずだったのが、一緒に搭乗していた修学旅行の団体さんのうち一人がパスポートをバンクーバーに忘れるという大失態。おかげで、すべての人員がそっちに手を取られて、私は放置状態。まだ国内線への乗り継ぎもあるし、どうしよう、と思っていたら、先ほどの飛行機に乗ってられたフライトアテンダントのご一行が荷物のターンテーブルのところにご到着。で、困ってる私に気づいて、結局、一人の方が、オフィスまでダッシュしてくださり、あいてる地上職員を引っ張ってきてくれました。やはり、人気職種のテンダンさん、機転の利き方が違うと感心しました。

で、荷物をとってもらったところ、なんとスーツケース破損!

ホンマねぇ、重なるときには重なるね。もう大概へとへとやったし、どうにでもなれ状態やったけど、ま、その処理も無事終わり、やっと国内線方面へ。

しかし、成田の第2ターミナル、国際線から国内線乗り継ぎまで遠いねんね。3時間もあるし、楽勝や!思てたら、結局、国内線の搭乗ゲートについたんは、搭乗開始時間の10分前。子連れ旅行は時間かかるね。ホンマ、飛行機の中では時間が経つのを指折り数えたけれど、でも振り返ってみれば、うちの子は、旅上手やな、と有り難く実感。

まぁ、でも、日本帰ってきて思うんは、日本ってウルサいね。ウルサいって言ったら語弊があるかな?まぁ言えば、コンピューターによる音声が多いねん。家に入れば、音楽が流れて「熱湯が湧きました」、しばらくすると別の音楽が流れて「ご飯が炊けました」そして、またしばらくすると「保温を開始します」で、外に出ると、「右に曲がります」ってトラックが言うし、車に乗れば、センサーが「Nシステムです」とか「Hシステムです」とか、ひっきりなしに、何らかの音が鳴るねん。うちの親曰く、「慣れたら聞いてへんから気にならへん」らしいねんけど、やったら、そんなアナウンスいらんのちゃうん?と思うのは海外暮らしが長いんかなぁ?

プラスで丁寧よね。ホントに。セールスの電話でさえも、かかってきて、かけてくる方も、切る方も丁寧やねん。アメリカ/カナダやったら「結構です。ガチャン」って終わるところ、結構、うちの母の年代はオブラートに包んで言うから、てっきり知っている人としゃべってるんかと思ってたら、勧誘の電話やったって。

久々の日本やから、浦島太郎状態で、プリペイドのケータイを持つも、分からんことがいっぱいで、プリペイドカード買うのも、コンビニで「実は、日本久しぶりなんでシステムが分からないんです」って言ったら、懇切丁寧に教えてくれるし、これは、アメリカでは、あんまりあり得へんよね。ホント、甘やかされるわ(笑)。

相方が合流してから久々に東京へ観光へ行こうと決めたは良いけれど、色々なチケットがあって、どう買ったら一番得なんか分からなくて、みどりの窓口へ行ったら、もう色々なオプション全てを丁寧に計算してくれはって、どのプランが一番安いか教えてくれてん。

こういうのって日本のホンマにええところやな、と心から実感。日本て、ホント義理人情の世界やと、あらためて痛感。今はまだ小さいウチの息子さん、見かけは洋風やけど、半分は和の血筋な訳やから、この日本の、時には面倒くさい「義理人情」の世界をちゃんと理解できるように育てなあかんな、と、思っているところ。

次はいつ日本の暮れを経験できるが未定だけれど、だからこそ、今回は相方にも日本の年末年始の喧噪を体感してもらいたいな、と思ってる。なんとなぁくこうやって色々と考えていると、責任の重大さ加減に押しつぶされそうになることもあるけれど、日本人代表として頑張りたいね(笑)。




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ではでは、最後になりましたが、皆様、今年度も『出たきり邦人』をご愛読いただきありがとうございました。来年度も皆様に、よりいっそう楽しんでいただける記事を提供したいと、ライター一同思っております。

来年もヨロシク!

mika@カルガリー、でも今は日本。