## 国際結婚で思う事 ##
今年のカルガリーは異様な程暖かい。初雪が遅くに降った後、一旦マイナス16℃の世界に入ったものの、12月も比較的暖かくて、クリスマスも暖かいままだった。1月に入っても、朝晩は冷えるものの、日中気温は10℃近くまで上がった日も。
『今年は20年に1度の寒波が来る』とか『ここ数年ではない大雪が降る』などとシーズン前には言われていたものの、今まで見る限りは、異常な程暖かい。これもグローバルウォーミングの仕業なのでしょうか。何か大きい異変が起こる前触れでなければ良いなと思うばかり。
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さて、天気の事はこの辺でさておいて、本題に。
皆さんのお正月は如何でしたか?
お正月と言うと、やはり『おせち料理』『お餅』『凧揚げ』『火鉢』『初詣』などが頭に浮かびます。私のお正月は、そのキーワードからかけ離れ、大晦日まではバンフにいたので、少しはお休み気分はあったものの、大晦日に帰ったカルガリーは、年越しの、その時も別に大きな花火があがる訳でもなく、あっさりと1年が終わり、新しい年がやってきました。
そして元旦は、普段の日曜と変わらず、翌日から会社が始まる旦那と一緒に洗車に行ったりしたくらい。『本当に今日って元旦なの?』と思ったくらい。
もう海外で迎えるお正月は20回に到達しようと言うところ。だから、そういうあっさりとした年越しに慣れて行くかと思いきや、年ごとに日本のお正月が恋しくなって来ています。
そういうお正月とは程遠いところで育った相方は、もちろん、日本のお正月が恋しい訳も無く、そして、カナダ生まれの息子だって、日本のお正月は一度しか経験した事が無いから、覚えていないと思うのです。
そう言う中で思ったのは、料理は苦手な私ですが、来年こそはおせち調理に挑戦しようと言う事。もしも、私が、立ち上がって、日本の季節の行事を取り込まなかったら、日本で育っていない相方とまだ小さい息子は知らないままですもんね。
私自身、若いころから日本のしきたりを『面倒くさいなぁ』と思う事もしばしばあったのですが、でも、国際結婚をして海外に住んでいる今、『面倒くさいなぁ』では、息子には『日本』というものを教えれないんですよね。
周りの人たちが、きっちりとおせち料理を作ったり、お月見とか季節の風物詩を大切にしているのを見て、昔は、『へぇ、よくやるなぁ』程度に他人事にしか見てなかったけれど、もしも、息子を日本人に育てようと思うならば、そう言う事はきっちり教えて行ってあげなければいけないんだと、息子の物心がつくのに従って思う様になってきました。
もしも国際結婚をしていなかったら、こういう風に思う事は無かっただろうなぁ、と思う今日この頃。国際結婚によって、私の日本人としての自覚が遅まきながら目覚めて来た様な気がします。
国際結婚のカップルによっては、日本人でない配偶者が、子供に日本の言葉や文化を教える事に反対するところもあります。そして、それが下で子供が生まれてから折り合いが悪くなり、分かれて行くカップルも少なからずいます。ラッキーな事に、私の相方は、彼自身の国も他民族で構成されている事から、異文化を学ぶ事に対して別に何の偏見も無いし、息子にも日本の文化、言葉を私が伝えて行く事に対して当然視してくれています。
そんな恵まれた環境にいるのだから、これから、どこの土地に住むかは分からないけれど、頑張って、日本というものを、私に出来る範囲で、息子に、そして相方に伝えて行きたいな、と新年に心を新たにして思うのでありました。
さて、皆さんの新年の抱負は何ですか?何であれ、目標に向かって頑張って下さいね。
そして、2012年が、皆さんにとって素敵な1年になります様に。